1976-10-12 第78回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
特にウィッテフェーンIMF専務理事が、黒字国に責任があると、黒字国が努力せよという趣旨の演説をやられたと、前回大蔵大臣もそのような趣旨のことを言っておられましたけれども、その席に、アメリカのサイモン財務長官も出席しておられたはずで、新聞記事によりますと、このウィッチフェーン専務理事の演説に賛意を評したという趣旨のことが出ているわけですが、アメリカの財務当局の態度はどうだったのか、それをまず伺いたいと
特にウィッテフェーンIMF専務理事が、黒字国に責任があると、黒字国が努力せよという趣旨の演説をやられたと、前回大蔵大臣もそのような趣旨のことを言っておられましたけれども、その席に、アメリカのサイモン財務長官も出席しておられたはずで、新聞記事によりますと、このウィッチフェーン専務理事の演説に賛意を評したという趣旨のことが出ているわけですが、アメリカの財務当局の態度はどうだったのか、それをまず伺いたいと
特にアメリカのサイモン財務長官は昨年八月のプロクシマイヤー委員会でどういうことを言ってるか、政府が融資保証をしたボーイング社が賄賂商法をやった、これは国として許すことができないから徹底的に真相を解明するんだということを公然と証言している。日本の大蔵大臣は一体この疑惑について徹底的に究明する意思があるかどうか、この点を伺いたい。事実を徹底的に解明すべきだと思いますが、その点を伺いたい。
どういう個所であるかと申しますと、上から三分の一ぐらいのところから始まっているのですが、こういうやりとりがサイモン財務長官とタワー上院議員との間で交わされております。
○大平国務大臣 八月三十日に財務省におきましてサイモン財務長官と会談をいたしたことは事実でございますが、この会談におきまして、ロッキード問題というようなものは一切話題に上らなかったわけでございます。
このときサイモン財務長官とホートン・ロッキード社の会長が証人として呼ばれた。ホートン・ロッキード社の会長、この問題についてこう証言しております。われわれの過去の販売活動の詳細を明らかにすることは、外国の役人の大衆的な告発をもたらす。つまり外国の役人がその国の大衆から告発される、大変なことになるから詳細なことは言えないと。プロキシマイヤー委員長はどう言ったか。
他方、サイモン財務長官の方も、やはりいまの価格よりも下がってくる、これは、市場の状況に任しておけばもっと下がってくるのではなかろうかという点をとらまえて言っているわけでございまして、その間に必ずしも矛盾があるとは考えておりません。ただ、ニュアンスの差があるやに見ております。
そこでサイモン財務長官のこの考え、みずから、キッシンジャー長官の提案はアメリカの正式提案ではないと、こう否定しているのですけれども、サイモン財務長官のこういう考えと、キッシンジャー長官のさっきの提案と見られるものには、根本的な見解の相違があると認めるのかどうか、それをまず最初に伺いたい。
○宮崎(弘)政府委員 サイモン財務長官の演説の当該部分、原文がございますが、サイモン財務長官も、国内の投資が油の価格の低下に対するメカニズムを大統領に与えることが必要であるということを言っているわけでございます。さらにそれに続きまして、そのメカニズムはいろいろな方策で実施できる。
ですから十一月二十六日に、アメリカの石油協会の総会の席上で、サイモン財務長官かこういうことを言っておるのです。「アメリカが“ゆすりの集団”にねじ伏せられることはあり得ない。」
したがってそのリサイクリングの考え方としましては、サイモン財務長官の構想にもありますとおり、二百五十億ドルというものを集積いたしまして、お互いにこれを積み上げてお互いの融通に充てるというような考え方も示したわけでございます。
その中でいろいろ論議があったやに伝えられておりますが、ただ、五カ国蔵相会議の中身については、アメリカのサイモン財務長官から記者会見でちらほら述べられている程度で、若干内容がわからない問題があるわけです。これは日本の経済の行く末と世界の資本主義経済の動向、その辺からんだ重要な会議じゃなかったかと私は思うわけです。